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執筆者の写真早瀬

星織ユメミライ 全√回収 感想

早瀬です。

今回はtone work's様より2021年6月25日に発売された「星織ユメミライ Perfect Edition」について語ります。

だいぶ日にちが経ちましたが、リアルにめっちゃ長かった。

この作品はリメイク版となっていて、初版は2014年7月25​日に発売されました。

そこからコンシューマ版が発売され、その内容を含み全ての要素が詰まったものが「星織ユメミライ Perfect Edition」になります。

初版すらやったことがなくかなり気になっていた作品でしたので、今回もこの作品と各ルートについて書いていきます。

若干のネタバレもあるので、ご注意を。。



この作品の舞台は「宮城県仙台市」だそうです(Goolge調べ)

作中では「汐凪市」となっています。

仙台っていうと牛たんのイメージしかなく、行ったところで食べて帰るんだろうなと思っていましたが、これで行く理由ができました。



物語の始まりが凄く好みでした。

主人公はかつて過ごしていた「汐凪市」に7年振り(高校2年生のとき)に帰っていて

「汐凪第一学園」に転校してきます。

かつて過ごしていたこともあり旧友と出会ったり、幼馴染との再会や同じ学園の新しい少女との出会います。

そんな彼女たちとサブキャラクターたちと交流を重ね、主人公は行事運営委員会となり「七夕まつり」に向けて出し物を作っていくのが共通の流れです。

今作の次にtone work's様より発売された「銀色、遥か」と似たようにこの作品もスクール編、アフター編と分かれています。

大人になっていくまで描かれているため1人の物語がかなり長かったです。

が、しかしこれがいい。俺は大好き。

それぞれが夢を追いかけて主人公と共に歩んでいく物語、たまらんです。



主人公は

日野 涼介(ひの りょうすけ)

建築士を目指す何事にも前向きに挑戦していきます。

そしてヒロインはメインビジュアルを見る通り6人います。

左から

『瞬間を逃さないクラスメイト』

・瀬川 夏希(せがわ なつき)CV:桃井いちご

カメラマンを目指す同級生で同じクラスメイトです。


『自分の世界を奏でるピアノ少女』

・鳴沢 律佳(なるさわ りっか)CV:北見六花

ピアニストを目指していた同級生で同じクラスメイトです。


『星に想いを馳せる天文少女』

・逢坂 そら(おうさか そら)CV:桐谷華

星が好きなたった一人に天文部、1つ下の後輩です。


『再開を'やくそく'した幼なじみ』

・篠崎 真里花(しのざき まりか)CV:あじ秋刀魚

世話焼きで心配になる同級生です。


『水族館を愛する天真爛漫お嬢様』

・沖原 美砂(おきはら みさ)CV:奏雨

水生生物を愛する自然科学部、1つ上の先輩です。


『気まぐれな、もう一人の転校生』

・雪村 透子(ゆきむら とうこ)CV:有栖川みや美

謎が多いもう一人の転校生、同級生です。



主題歌は

「星織ユメミライ」

作詞 - 丘野塔也 / 作曲・編曲 - どんまる、竹下智博 / 歌 - Ceui

今思えば「銀色、遥か」と同じ方なんですね。また主題歌がタイトルと同じなのも。

ここに各ヒロインのイメージソングとEDがあります。

「銀色、遥か」の楽曲にはグッと来る曲が多かったのですが、

「星織ユメミライ」は主題歌にえげつなく惹かれました。

これを書いてる今も聞いてます。サビの歌詞が半端なく素敵です。


さてここからは各ヒロインのルートについて話してきます。



瀬川 夏希

クラスメイトになる子です。

めちゃくちゃポジティブで誰にでも声かける、クラスに1人はいるような。

写真を撮るのが好きで、卒業アルバムを作るために常にシャッターを切っています。

性格からしたらめちゃくちゃ適任だなと最初すごい思った。

こういった性格なのもあって勉強も苦手でガサツです。

そんな彼女ですが主人公と恋仲になると女の子らしさが段々でてきてすごい可愛かった。

告白したときも「あたし、ガサツだよ?」って。

いやそれがいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ってなった。


カメラが大好きでスクール編では卒業アルバム委員として思い出を作っていきます。

アフター編でもそれを仕事にしていくのですが、終盤でコンクールに出品します。

そこで成績を残すわけなんですが、結果的には最優秀じゃなかったんです。

ただその最優秀作品が...泣きました(気になる人はぜひプレイを)



鳴沢 律佳

クールビューティーとはまさしく彼女のこと。

このCG画の横顔、めちゃくちゃ好き。

あと新パッケージの律佳、なんか雰囲気違う感じがする。タイプです。

この子も夏希と同じくクラスメイトで、隣の席になります。

誰とも交友を持たない、孤高の存在といったところです。

この子は周囲に興味がない、つまり恋愛やら交友関係には疎い人間でした。

ただ隣の席ということもあり主人公は交友を持ちたいと思い声をかけるなど

彼女との仲を深めようとしていきヒロインの一人となるわけです。

そして恋に落ちていくと照れたり甘えたり、おいおいそこまでなるんかってシーンが多かったです。


見ての通りピアノを弾くことを得意としていますが、

スクール編ではピアニストになる夢はなかったんです。もちろん理由あり。

ただ彼女の音に惹かれ主人公はより彼女への興味を持っていくわけです。

そして彼女もまたピアニストへの道を考えていきます。

アフター編では世界で輝くピアニストを目指し、主人公と共に人生を歩んでいきます。


個人的にスクール編ではみんなのことを苗字で「さん」付けだったのが

アフター編では名前だけで呼ぶようになるところが「...良い」ってなりました。



逢坂 そら

本作のメインキャラです。

星が好きで、それ以外には興味ない子でした。

ハンバーガーを初めて食べたのも高1のときっていうくらいには。

性格は落ち着いていてマイペース、この子も一人でいることが多い謎の多い子です。


本作のタイトルコンセプトである

「物語の時期は夏と決まっていたので、そらと夏のイメージから「星」というキーワードが、七夕から織姫を連想して「織」というキーワードが、幸せとドキドキ感にあふれた明るい話と長い時の流れを表すイメージから「夢」「未来」というキーワードが浮かび上がった。」

そらの物語にドンピシャでした。

というより、メインキャラがそらに決まっていたからこそのタイトルだなと。


この子もまたそういったところから恋愛に発展するのには難しいかなと思いつつも、

昔初恋をしていたという噂が流れるんです。

そこからの主人公との恋仲になる発展もまた面白かった。

そしてキャラクターボイスである桐谷さん、自分の知ってる中だと他作品では元気なキャラクターをやってるイメージがありました。

ただ今回はかなり落ち着いた声で、演じ分けすごいなと思いました。


ラストシーンで、そらが3言発言をするんです。

それがまじで泣けました。そららしいなって。

気になる人はぜひプレイしてみてください。うわ~~~~~~~~!ってなってEDが流れるはずです。



篠崎 真里花

一番幸せな物語でした。物語なら一番好き。

若干ここだけネタバレ多くなっちゃいますがご了承ください。

主人公とは幼馴染で、小学校が同じだった真里花は身体が弱く喘息持ちでした。

なので学校にもあまり来られない中、主人公はプリントを届けたり

給食で出たデザートを持って行ったりとして交友を深めます。

次第に真里花は惹かれていきますが、そんな主人公は転校してしまう。

そして7年後、再会をします。

再会をした真里花は驚くほど身体の調子がよくなっていて、

ただ主人公はそれでも心配するんですよね、優しいなほんと。

昔から変わらない主人公に真里花は益々惹かれていき、7年間の思いが実り、アフター編ではCG画の通り。

ただそこまでにも家族とのいざこざとかがあるんですが、それがもうボロ泣きでした。

一人娘ってのもありお父さんは主人公に結構いじわるするんです。

でもそんなお父さんも真里花を大事にしていることはよく伝わっていてついに


「あの子はな、君が好き好きでたまらないんだ…。

子供のころからずっとそうだ…。

君と結婚することが、あの子の…一番の幸せなんだろう。

どうか、どうか真里花を、世界一幸せな娘にしてやってください。

あの子がいつも笑っていられるように…お願いします…。」


と。これタイピングしてるときもうるうるした。

こんなん言われたら嬉しいじゃん、泣くじゃん。

更に追い打ちをかけるかのように、結婚式では真里花が家族へ手紙を読みます。

それがまーた泣かせに来るんですよ涙泥棒です。

キャラクターボイスを務めたあじ秋刀魚さんも良い意味で辛かったんじゃないかなと思いました。

もし自分がそうだったら、セリフ読みながら泣いてる気がする。


と少し長くなりましたが、幸せを感じる物語でした。



沖原 美砂

天然で真面目とすごいフワフワした年上です。

年下に対しても敬語を使うような典型的なお嬢様って感じ。

ただそんな彼女も、好きなことに対して全力で前向きで、嬉しいことがあると周囲にすぐ抱き着くような可愛い一面もありました。


アフター編が始まるとき、

珍しく喧嘩してるところから始まります。

いやあれは喧嘩というかお互いも思い違いというか...

でもそういう始まりは新鮮で仲直りまでのくだりも良かったです。


ただ...

物語が結構淡々としてたかなと思いました。

よかったんですけど、なんかこう、消化不良が多い。

あと超個人的にはゲームでもリアルでも年上大好きな自分ですが

やっぱり敬語で「さん」付けの人にはなかなか惹かれなかったのが事実です。



雪村 透子

もう一人の転校生っていう、初めての経験でした。

転校生同士の恋愛ってなんかロマン感じる(理由とか根拠はなし)

透子はそらより最初は謎の多い少女でした。

同じ転校生なのに制服を変えなかったり(これ最後まで変えてなかったんだけど学校なんでOKだったんだろう)

人とも干渉しようとせず孤独を選んでました。

ただそれにはもちろん理由があって、それもまた切ない理由で...

スクール編の後半はどうなるんだってヒヤヒヤでした。

恋人ごっこからから始まって、お互いの思いがようやく実るシーンはとてもよかった。


キャラクターで一番好きな理由としては

とにかく彼女になってからが可愛すぎた。甘え方が。

というより彼女になる前からも段々と積極的になる透子が最強でした。

年上感のある大人しさもあって甘え上手って最強です。



と、攻略ヒロインが6人と多かったですがかなり楽しめました。

ミーハーなので今すごくプラネタリウムに行きたいし、天体望遠鏡買ってキャンプしたくてたまらない。

ゲーム自体は値段も買いやすく、内容も素晴らしい、買わない理由がなかった。

そして何よりtone work's様の作品が益々好きになりました。

「月の彼方で逢いましょう」はプレイ済みなので、

残すところは「初恋1/1」をやれば制覇と。

今貯め込んでるゲームをやり終えたら買いに行ってきます(義務)


これからも色々な作品をやっていく中、

これは文字に残したいと思う作品に出会えたら嬉しいです。

ではまた。

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